「武(武術・武道・格闘技)」カテゴリーアーカイブ

日本拳法で思うこと。本当に総合格闘技。

日本拳法で思うのが
武道でもあり総合格闘技でもあること。

先生方の
「俺たちがやっているのは、
 武道でもあり総合格闘技でもある」
と言っておられましたが

本当に、そう思います。

突き、蹴り、投げ、関節技ありです。

それに肘打ち、膝蹴り、金的蹴り、

相手を投げ飛ばして
倒れたところへ突きや蹴りもありです。

他の武道の試合などで
禁止だったり制限されている技も
使えるものもあります。

総合格闘技の選手や
キックボクシングの選手もいますし

現役やOBの警察官や自衛官もいる世界なので
その分、強い人が多いと思います。

一応、防具を付けての稽古なので
安全とは言われていますが
実際のところ防具の上から
攻撃されるとかなり痛みはありますし
「骨折までは、しないかも知れないかな?」
という程度という印象ですね。

だからこそ心身ともに強くなれますし、
やりがいのある武道だと思います。、

稽古は、ハードですが実戦的な稽古なので
そこに面白さを感じる人には良いと思います。

ただ、大人から始める場合
「ちょっと鍛えて身を守りたい!」
ぐらいの感覚だと
始めても中々続きにくいような感じではありますね。

日本拳法が
他の武道人口に比べて人数が圧倒的に少ないのは
そのあたりのところのことがあるのかもしれませんね。

弱い人が強くなる!というよりは

強い人がさらに強くなるための武道のように

私には見えています。

元格闘技をやっていて
引退された方などにも良いかもしれませんね。

私自身は、強者でもないので

毎週、筋肉痛と打撲の痛みなどとの戦いですが

始めたからには、
出来るところまでやってみようと思っています。

稽古はハードでも
先生や先輩方は、優しい方が多いですので。
(毎週、いろんな技を教えていただいています。)

日本拳法の試合動画を見て
やってみたい!興味がある!と思う方は
是非、武道館などで教えているところも多いので
体験見学へ行ってみて下さいね。

この試合動画を見て、
日本拳法を始めてみたいという方は是非、道場へ!

・3000本から選ぶ日本拳法史上最高の一本集


日本拳法の「博撃の形」。日本拳法会の形ですね

日本拳法の形は団体によって違ったりします。

「博撃の形」は、
日本拳法会という団体の形ですね。

「博撃の形」の三十二形の概要は、

・突きに関する六形
(突きに対しての反撃技)

・横打ちに関する六形
(横打ちに対しての反撃技)

・雑打に関する六形
(外打ち、斜め打ち、揚げ打ちに対しての反撃技)

・蹴り技に関する六形
(蹴りに対しての反撃技や反撃に蹴りを使う技)

・片手技八形
(片手で防御→片手で反撃技)
です。

御興味がおありの方は是非、動画を見てみて下さいね。

・博撃の形 (斉藤5段、山尾5段)

子供が多く大人が少ない武道教室。武術系の古流や古武道はほぼ大人。

様々な武道の道場へ通っていて思うのが
子供が多く大人が少ない道場が多いです。

空手、なぎなた、剣道、柔道、
合気道、日本拳法、少林寺拳法など

武道の道場は道場内での子供と大人の比率が
子供7~9割で大人が1~3割ぐらいの印象ですね。

逆に武術系の居合であったり、
剣術であったり薙刀術であったり槍術など、
古流や古武道は、ほぼ大人ですね。

武道系の道場は、
体育的要素や競技的な楽しみ方があり、

武術系の道場は、
覚える技が多かったり、
理合が難しかったり、
危険性が高かったりするからかもしれません。

個人的にも子供には武術よりも武道の方が
楽しみながら続けやすいと思いますし、

難しい事を探究しながら、
長く続けていきたい大人には
武術が楽しめると思います。

理想は、武術+武道ですけどね。

親子で何か始めたい人には武道。

大人だけで稽古したい人には武術。

という選び方もありだと思います。

今は、様々な運動の娯楽が多いですが

日本人として年齢に関係なく武道を通して
心身ともに健康を目指す人が
増えてほしいと思っていますし、

武道や武術は、単なる戦闘技術という訳ではなく
心身ともに健康を保ちながら生きていくのに、
役に立つものだと思っています。

今の武道の道場は、
昔の武道の道場のように荒っぽい人が多い、のではなく、

普段は会社員をしている良識的なごく普通の人が多いので
通いやすいところも多いと思いますよ(^^)

今は、シニア向けの武道教室も増えているので
もし「健康のためにでも始めてみようかな?」と
思われましたら、

是非、道場へ足を運んでみてくださいね。