ストリートピアノと住宅の楽器騒音問題は同じ。迷惑に思われてもやむ負えない。

本日、日本初のストリートピアノが引退になった記事を読みました。

2代目のピアノと入れ替わるようで同じ場所で弾けるようです。

私は、音楽が好きですし、
ほぼ独学ですがピアノの簡単な楽譜で弾きながら
楽しみつつ練習したりしています。

私がピアノを始めたキッカケは、
ピアノ系Youtuberの人が
ストリートピアノで子供向けの曲を演奏していて
周りにいる子供たちが楽しそうだったのを見て
「自分も始めて子供たちが楽しめる演奏をしたい」と
思ったからでした。

そういう訳ですからピアノの音が嫌いな訳じゃないですし、
ストリートピアノが嫌いな訳でもありません。

ただストリートピアノが騒音扱いされ、
廃止されるという事も分からないではないです。

何故かというと楽器の音というのは、
好きな人にとっては、受け入れられる音でも
時と場所、聞いている人によっては、
受け入れられないというのもよく分かるからです。

私は、ピアノの練習の際には、
①音を出して弾くときには必ずピアノ練習室で弾く。
※ピアノ練習室=防音設備になっていて
外部の音が漏れない専門の部屋。

②自宅で練習する際には、必ずヘッドホーンをして音量1(最小音量)で
部屋の中の1m以内でもヘッドホーンの外へ音が聞こえない音量で弾く。

この2つを必ず守って弾いています。

私の知り合いの集合住宅でピアノを弾いている人がいます。

屋外に響くぐらい結構、大きい音で。

トロンボーンを公園で吹いている人もいました。

トロンボーンの方は警察に通報されて、
すぐに辞めさせられていました。

ピアノの方は、建物の掲示板に
「楽器の演奏は、周りの部屋に配慮してください」と
チラシを張られてから少しマシになりましたが
それでも時々音を出して弾いています。

普通に非常に迷惑だと思います。

でも弾いている人は、自分が迷惑になっているかどうかも
分からないのだと思いますし、

そんな人は、音楽をやっている人からしても
音楽文化の評価を下げるだけなので
迷惑に思われると思います。

ストリートピアノも同じです。

弾いている人が音が聞こえている人に対して
配慮しないから廃止に追い込まれるんです。

例えば、通勤時間帯のイライラしながら移動している時に、
穏やかなピアノの音色が聞こえてくれば
心が癒される事もあるかも知れませんが

超絶技巧みたいな喧しい音が聞こえてくれば
ピアノの音が好きな私でも「うるさいよ!」と思いますよ。

それとストリートピアノには他にも問題点があります。

それは、単なる練習で長時間弾いている人がいることです。

私がよくいく公共の施設にストリートピアノが置かれているのですが
いついっても同じおじさんが弾いていて2~3時間後に通っても
弾いていたりします。

たくさんの楽譜を置いて中途半端な弾き方で
明らかに練習をしています。

ストリートピアノを独り占めしながら・・・。

私は、ストリートピアノは、

上手い人が周りの人のために弾いたり、

ピアノを習っている子供がちょっと演奏したり、

ピアノに興味を持った子供が学校で習った曲を
ちょっと弾いてみたり、

ピアノを習っている大人が一曲弾けるようになったので
その曲を弾いてみたりするものだと思っています。

上手いからと言って長時間、独り占めにして延々と弾いたり、
(それはコンサートでやってください)

練習のための独り占めで他の人が来ても使わせないようにしたり、
(練習は、音楽練習室か自宅でやってください)

周りの時間帯や雰囲気を無視して自分の好きなように思いっきり弾いたり、
(それも自分のコンサートでやってください)

ストリートピアノを面白がって雑に扱ったり、
(そんなこと自分のピアノでやってください)

ストリートピアノは自分だけのものではないのに
そんなことしていたら廃止されても
やむ負えないですよ。

ストリートピアノは、子供が弾く場合は別にして
大人が弾く場合には登録制にした方が
良いんじゃないかと思っています。

それで迷惑行為をすれば
ストリートピアノ使用禁止にすれば
最終的にマナーを守って利用する人たちだけに
淘汰されると思いますし

ストリートピアノの音が
聞こえる場所にいる人たちからの苦情も
少なくなると思いますけどね。

ストリートピアノに限らず楽器をやる人は、

屋外であっても自宅であっても

同じ音でも癒される人と
雑音だと思い不愉快に思う人もいることを
自覚しながら演奏する必要があると思います。

普段から他人に配慮しながら行動するのが
多くの日本人だったはずですが

マナーを問うだけではダメで
規制をしなければ自制できない人たちが
増えているということなんでしょうね。

個人的には、ストリートピアノや楽器演奏が
自由に聴ける場所が増えてほしいと思いますが
あなたは、どう思われますか?

日本拳法で思うこと。技の繋がりが大切だと思います。

先日、稽古の際に技のつながりが
上手く行かず流れが
止まってしまうことになっていました。

足払いで倒して
「その後どうする?」であったり

相手に組み付いたけど
「その後どうする?」など

技と技とのつながりと言いますか連携みたいなのが
上手くいかず結局、やられてしまう状態に
何度もなってしまいました。

日本拳法は、

突き、蹴り、投げ、関節技の

打、投げ、極めの組合せが必要になります。

例えば
「投げ飛ばして、その後蹴り!」であったり、

「足払いして、倒れたところに突き!」」であったり、

突きから投げ技へつなげたり、

投げ技から関節技につなげたりなど

それがスムーズに行かずにいると
逆にその隙をつかれて反撃されてしまいます。

先生方や先輩方の
実乱撃(組み手みたいな自由攻防)を見ていると
強い人は、技の連携が上手いです。

私の場合、どうしても技が
単発になってしまうので
「どう技を連携しながら使っていくか!」
それが今のテーマです。

理想は、突きか蹴りで接近戦に持ち込み
投げ技で投げて突きか蹴りで
一本取りたいところなんですけどね。

足払いで倒れたところを
上から突きも良いですね。

日本拳法は打撃で倒してしまう人が多いですが
巧みな技で一本取る人もいるので
そういう人の動画を繰り返し見て、
稽古の際に試してみようと思います。

・「組技」技別参考動画シリーズ 日本拳法

伝統空手の初めての昇級審査の当日の様子の事。白帯から始まる。

先日、伝統空手(松濤館流空手)の
初めての昇級審査へ参加してきました。

当日の朝は、
何とも言えない緊張感というほどでもないですけど
やっぱり普段とは違う気持ちになっていました。

車を走らせながら好きな音楽を聴きつつ
今日審査で行なう動きなどを思い出しながら
走っていました。

会場に到着すると
複数個所で活動している支部なので
他の教室の人たちも来ていて
普段よりも
かなり人が多くいました。

私は、武道場へ向かい会場準備を手伝っていると
普段教わっている先生方や
本部から師範などが来られ、
全員で審査開始の御挨拶をしました。

審査の順は、
前半が子供たち、
後半が大人と分かれており

まずは、子供たちの審査から始まりました。

普段よりも気合の声も出ていて
動きもちゃんと出来ている子が多かったです。

「子供たち一生懸命、頑張っているな~!」
「普段よりも、ちゃんと出来ているな~!」と
見守りながら演武大会を楽しむように見ていました。

最初は気楽な気持ちで見ていましたが

「子供たちは、
ちゃんと出来てるけど、
自分は大丈夫なのか?」

と余計な事を考え出すと変な緊張感が出てきました。

子供たちの審査を見ながらも
途中からは、
自分自身が審査で行われる内容を
頭の中で延々と繰り返していました。

子供たちの審査が終わり、
子供たちは自分たちの審査が終わると
帰るようで

子供たちが帰る際に
一緒に稽古していた中学生の子に
「審査、頑張って下さい!」と言われ

「ありがとう!頑張るよ!」

と言いながらも

本当は、
大人の私の方が言わないといけない言葉だと
その時、初めて気づきました。

自分の審査の事で
正直、頭が一杯で
全然余裕が無かったです。

こんな経験、久々でした。

そうしているうちに
次は、大人の審査が始まりました。

大人で白帯は私だけなので私から審査開始です。

あまり普段、大声を出さないので
ここ一週間ぐらいは車で移動途中、

形の初めに言う「平安初段!」であったり

形のという気合の「エイ!」の練習を

ひたすら大声で練習してました。

そのおかげで
時々声が裏返りつつも
普段よりも大きい声を出せて
良かったと思います。

昇級審査の流れ的には、

・基本技

・移動基本

・形

・五本組手の順で

大人は人数も少ないので

基本技と移動基本を行ない
終わりましたら
次の色帯の人に代わり順に進んでいく感じです。、

全員の基本が終わると
今度は、形を順番に行なっていきます。

先生からは事前に
「号令をかけるので大丈夫!」
とのお話でしたので安心していましたが

他の級が上の色帯の人と
一緒に別の形をすることになり

「ん!?これって号令なしなのかな?」

と考えていると

「それじゃ二人とも始めて下さい!」

と言われは、始めることになったので
急な変更でドキドキしながら
少し戸惑いつつ
平安初段の形を始めました。

結構、緊張しますね。

人前で何か演武や審査などに
参加する機会は久々なので。

とりあえず、
形の順番と気合の声を出す場所だけは、
間違えないようにと進んでいきました。

始まる前に先生から
「足の動きを気を付けるように」
と言われましたが

正直、緊張で
そこまで頭が回りませんでした。

事前にアドバイスをいただいた先生には
申し訳なかったですけど。

形が終わり自分の中では、
普段と同じようには出来なかったのですが

気持ち切り替えて五本組手に臨みました。

五本組手は先週やっただけで
その前、2か月ほどやっていなかったので

先週の稽古の時から
「大丈夫かな?審査の時?」
と考えていました。

今の伝統空手は、松濤館流空手で

外受けと内受け、後屈立ちが
他の流派と違うので

いつも意識しないと
間違えてしまいそうになります。

今回の五本組手は、

・上段突きに対しての上段上げ受け
・中段突きに対しての外受け

の約束組手で

かなり意識しながら動作を行いました。

そうしているうちに審査が終了し、

終わった頃には、燃え尽きた感がありました。

本当は、これから黒帯に向かっての
伝統空手人生が始まるんですけどね。

審査の翌週の稽古の際に、

先生から生徒一人一人に審査結果が伝えられ

子供たちは、
白帯無級から始まり、
11級→10級→9級・・・と昇級していくようですが

私は大人なので飛び級で7級になれました。

普段、稽古をつけて下さっている先生方や先輩、
審査の際に、五本組手の相手をして
下さった方に感謝しています。

次回の審査は、6月のようなので
次の昇級出来るよう鍛えてきたいと思います。

技だけでなく筋力、柔軟性、体力がやっぱり必要なので
そのあたりも日々鍛えていきたいと思います。