「武(武術・武道・格闘技)」カテゴリーアーカイブ

空手に思うこと。大きく分けて3つに分かれると思います。

空手には様々な流派や試合形式のものがあります。

全て武道の空手ではあるのですが
大きく分けると3つに分かれると思います。

・スポーツ的要素を含んだ試合をする空手
(いわゆる伝統空手と呼ばれている空手で
 オリンプックなどでも見たことがある方も
 多いと思いますが
 松濤館流、剛柔流、糸東流、和道流)

・格闘技としての直接打撃制の空手
(いわゆる直接打撃制のフルコンタクトで
 素手で直接当て合う極真空手や正道会館などや
 防具を着けて打ち合う硬式空手やグローブ空手など)

・伝統武術としての空手
(いわゆる沖縄の古武術としての空手で
 首里手系、那覇手系、泊手系、上地流、金硬流など)

全て武道としての空手ではありますが
稽古方法や試合形式が違ったりします。

伝統空手では、
・基本技、
・型稽古、
・約束組手

を同じ比率で稽古を行なうところが多く

直接打撃制のフルコンタクトの空手では
・ミット打ち
・組手

を中心に稽古を行なうところが多く、

沖縄空手(琉球空手)では、
・型稽古
・琉球古武道
(棒術やトンファ術などの空手の武器術)
を合わせて稽古を行なうことが多いようです。

もちろん私の経験上のことや情報収集した印象なので
実際には道場ごとに違うところもあると思いますが
概ねどんな感じなのかはイメージしやすいと思います。

武道として空手を学びながらも
スポーツ感覚で試合にも出たい人には
伝統空手がおススメで

(伝統空手は身近な小学校の体育館で
教えているところもあるので
子供たちにも通いやすいです)

武道として空手を学びながらも
直接打ち合う格闘技感覚で試合にも出たい人には
フルコンタクト空手がおススメで

武道として空手を学びながらも
琉球古武道(空手の武器術)を合わせて
伝統武術として学びたい人には
沖縄空手がオススメですね。

空手は、流派も多く道場も多いので
探しやすいと思います。

いろんな道場へ見学へ行って
御自身に合った道場へ通われると良いと思います。

選び方としては、
・稽古時間や稽古場所的に定期的に通えるかどうか?
・先生や先輩の雰囲気が自分に合うかどうか?
・稽古内容が自分が学びたいものかどうか?
あたりでしょうか。

ちなみに伝統空手の場合、
全空連(全日本空手道連盟)に
所属している流派や道場だと

パワハラやセクハラに関する
本部からの各支部の支部長への指導が
厳しく行われているので女性が通うのにも
安心だと思われます。

もちろん今は、フルコンタクト空手の世界や
沖縄空手の世界でも、

快く純粋に稽古出来るよう
そういうことには、
厳しくなっていると思いますけどね。

・全日本空手道連盟

・全国加盟団体関係道場一覧

今後、それぞれの空手を紹介していきたいと思います。


武道館主催の武道教室で思うこと。初心者には安心して習えますね。

武道が習える道場には、
いわゆる独自流派の町道場から
武道館主催の武道教室まであります。

私も独自流派の町道場から
武道館主催の武道教室まで

いろいろ行きましたが
武道経験の無い人や
知り合いに武道を習っている人がいない場合には、
武道館主催の武道教室や
市民スポーツ教室として行われる
武道居室が安心だと思います。

何故かというと
町道場の場合、「何か変だな?」
と思うことがあったり、

何かトラブルにあった際に、
町道場だと直接先生と交渉しないと
いけなくなりますが

武道館主催のものや市民スポーツ教室として
行われている武道教室の場合は、

都道府県もしくは市が関わっている事業なので
都道府県や市の公的機関や武道館自体へ
相談する事が出来ますから。

(市役所のホームページでも
 募集していたりします)

そういう意味では安心ですね。

それに武道の世界は、
先生がどのように指導されるのかが
団体によっても違ったり、
道場ごとにも違いがあります。

会費の高い安いであったり、
有名な道場かどうかで
きちんとした指導を受けられるかどうかは、
あまり関係ありません。

そのようなところがあるので
初めての人ほど第三者に相談出来る窓口がある
武道教室の方が良いと思われます。

私自身、通っていた道場だけでなく
体験見学も含めると沢山の道場や
その道場で指導している先生や先輩を見ているので

「やっぱり初めての人には、何かあったときに
第三者の誰かに相談出来る武道教室の方が安心だろうな~」
といつも思っています。

もちろん町道場がダメで
武道館主催の方が良いという訳ではなく

町道場で素晴らしい先生が
たくさんおられることも知っています。

(私自身も町道場にも所属していますので)

ただ武道が全く初めての人には、
その方が良いと思うだけですけどね。

特に、武道館主催のものや
市民スポーツ教室の武道教室は、
3ヶ月単位で学べるところも多いので

武道館で
3か月ほど習って
自分が学びたい先生の道場へ行くのも良いですし

そのまま、その武道教室の先生に、
習い続けるのも良いと思います。

もしこれから
「武道を習いたいけど、
どうしたら良いか分からない?」
という人は、

まずは武道館主催のものや
市民スポーツ教室の3ヶ月単位の武道教室へ
是非、参加して見てください。

基本的な事は教えていただけますし、
「今後、どのように武道を続けていくか」
ということも見えてくると思いますよ。


伝統空手の初めての昇級審査の準備の事。白帯からスタート。審査の準備が・・・。

私は、長年やっていた武術や武道でも
基本的に昇級審査や昇段審査は、
受けないことにしていました。

(まあ、剣道と琉球古武道の棒術は、
いろいろあって初段になりましたが・・・)

その理由は武道の有段者は、
身を守るため(護身)に戦ったとしても
罪が重くなるという都市伝説を信じていたためです。

それに純粋に護身術として身に付けたかっただけで
指導者になる気もなく
人前で演武する気もなかったので
演武大会なども避けていました。

でも考え方を切り替えて
演武大会や試合に出ようと思っているので
考え方を切り替えて初めての昇級審査です。

今回、昇級審査の日は一週間前に知りました。
団体のホームページを見た時に

「え!一週間後の日曜日?いきなり昇級審査?」

「昇級審査って内容は何するんだろう?」

みたいな感じが一週間前です。

先生の一人にお聞きすると

先生「普段の稽古をしていれば大丈夫です!」

私「え!でも内容を知っとかないと不安なんですけど?」

私「基本技とか移動基本とかやりますか?」

先生「移動基本は、やります。
号令をかけるので大丈夫です。」

私「でもどんな順番で移動基本を
するのか知りたいんですけど・・・」

みたいな感じで

昇級審査は、とりあえず

①移動基本
(順番は今日聞いたけど覚えれるかな?)

②形
(平安初段だけなら何とかなるかな?)

③五本組手
(2ヵ月ぐらい全然やってないけど大丈夫?)

こんな感じのようです。

昇級審査を聞いたのが審査一週間前なので
あたふたしながら審査の事前稽古に参加することにしました。

移動基本も形も五本組手も何とかなりそうな所まで
行けたので「まあまあ大丈夫だろう!」と
思いながら稽古終了後に家に帰りました。

久々に人前での審査なので「緊張するのかな~」と
考えながらもこれからの一週間ひたすら審査の
内容を自主練習しようと思います。