武道館からガイドライン。安全重視の時代。武の本質は?

先日、通っている武道館から
ガイドラインに関する封書が届いた。

近々稽古が再開される予定だが
武道事業が多いため
ガイドラインの内容を決めるのに
時間がかかっていたようだ。

基本的には剣道連盟のガイドラインが
基準になっているようで

稽古前、稽古中、稽古後の
やらなければいけない対応もいろいろあり
とても面倒だ。

今の暑い時期に稽古で
汗だくになるが稽古後、
シャワーを浴びる事も出来ないのは
厳しい。

それに稽古内容も
足捌き
素振り
空間打突
など
対人稽古は無しで
マスク姿での稽古になるようだ。

なぎなたの自主練習は、
広い場所が無いと
振り回せないが

剣道のい自主練習であれば
自宅でも出来る事が多いし

態々時間をかけて武道館へ行ってまで
稽古する意味もあまり無い。

多くの武道は対人稽古があって
道場まで行く意味があると思っている。

対人稽古以外の単独稽古は
自主練習で出来る事が
多いのが事実。

公共のスポーツ施設などでも
まだまだ過剰に感染防止を気にしている
ところも多いが

地方の武道館の短期武道教室で
あれば制限が少ない状態で
稽古出来るところもあるので
これを機会に

ちょっと遠くても稽古しやすい
環境へ行って稽古するのも
一つの方法だと思う。

昔の武道家は、
多少病気でも多少怪我をしていても
身体が動くのであれば
毎日、気合で稽古していたはずだが

今の武道の世界は、
単なる運動になりつつあるようだ。

古くからの武道家の人と
話をする機会があるが
「時代とともに武道の世界も
 段々変わってきている」
と悲しそうな表情をしている人もいる。

死ぬ事や病気やケガを恐れるようでは
「武術も武道も格闘技も学べない」
という考え方は通用しない時代に
なっているのかも知れない。

武の世界は
人を倒し倒される
練習をしている世界。

むやみやたらと怪我をしていると
稽古が進まないというのもあるが
安全重視過ぎて武を学ぶ本質から
離れていているような気がしている。

最低限度の安全は、
稽古を円滑に進めるために
必要だと思うが

安全重視過ぎる事を求めるのであれば
武を学ぶ必要は無い。

単に健康のための運動であれば
ラジオ体操をしたり
ウォーキングしたりすれば十分だと思う。

武術や武道を
単なる運動だと思って
始める人間が増え

指導する側も単なる運動として
指導している事で

武の本質から離れ間違った方向へ
向かっている気がするのは
私だけだろうか。

武の世界に生きる人は
学ぶ側も指導する側も
もう一度、武の本質を
考え直して欲しいと思う。

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