マンガ「大切な人が死ぬ時」自分の時の事を書いてみる。「今を大切に生きよう。」

いつも読んでいるマンガ・ママナースというマンガがある。

マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌【全話まとめ】看護roo![カンゴルー](毎週火曜日更新)

このマンガは看護roo![カンゴルー]という看護に関する
ホームページのマンガだが

そのカンゴルーの中にいくつかマンガがあり、
今日、マンガ「大切な人が死ぬ時」というマンガを読んだ。

【マンガ】大切な人が死ぬとき~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~(9)看護roo![カンゴルー]

【マンガ】大切な人が死ぬとき~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~(10)看護roo![カンゴルー]

今年は、今日が最後の日。

昔、身内が亡くなった時の事を思い出したので
その時の事を少し書いてみようと思う。

数年前、身内で
「身体の調子が良くない。」と言いつつも
中々病院に行かない人間が居たので

何度も繰り返し行くように言い
ようやく病院へ行く事になった。

一度目の診察の時に
検査が行なわれ、

二回目の診察の後、
「身内の人と一緒に来て下さい。」
と言われたとの事で

本人と一緒に行くつもりだったが
身体を動かすのが辛いと言うので

私だけが病院へ行く事にした。

医師から聞かされたのが
「末期の癌です。」
との言葉だった。

その時、私自身もショックだったが
それよりも本人や本人の周りの身内に
どう話すか。

その事ばかり考えていた。

本人に話した時には
薄々と自分でも分かっていたようだが
それでも落ち込んでいたのと

一応、検査を受けたのが総合病院ではあったが
「もっと大病院で再検査しよう」
と話し、

すぐに今の病院から
私が信頼している都市部の最新医療が行なわれている
救急病院へ行く事になった。

その病院が都市部の最新医療の救急病院で
出来る限り複数の検査をしていただき
専門医の医師にも見ていただいたが

結果は「末期癌で余命が二ヶ月位」
との事だった。

私自身も本人も
僅かに別の結果を期待していたが結果が変わらず、
今回は本人も一緒に検査結果を聞いたので
かなり落ち込んでいた。

私は、本人の身内にも
この事を話さないといけないので
出来るだけ傷つかないように話そうと思ったが
それは、正直難しかった。

治らない上に余命も聞かされているため
どうしようもない。

本人は、当分そのまま入院になるので
私から本人の身内に話す事にした。

皆、ショックを受け悲しんでいた。

私は、悲しんでいる時ではなく
これからどうするかを考えて行動する必要がある。

今、入院している病院は
かなりの大病院で
毎日のように救急患者が来る。

その上、入院患者も待ち状態の人もいるようで

治る見込みの無い患者は、
本来、緩和ケア病棟へ入る事が出来るようだが
その緩和ケア病棟も何カ月も待ち状態で入る事が難しく、

自宅近くの病院へ転院して欲しいとの話があった。

緩和ケア病棟というのは、
末期癌の患者など治る見込みがない患者などが
医師や看護師さんに病気の痛みを和らげていただきながら
看取っていただける病棟なのだが

実際に緩和ケア病棟がある病院は、
まだまだ少なく在宅医療として
自宅に医師や看護師さんに来ていただくか
通常の入院扱いで病院で対応していただくかになるようだ。

何とか緩和ケア病棟がある病院を探してみたが
元々その病院に入院している患者が優先で
中々見つからなかったり、
緩和ケア病棟への入院を渋られる病院が多かった。

そこで最初に検査を行なった病院に事情を話し
転院させていただき入院させていただける事になった。

ただ、入院の状況があまり良くなく
緩和ケア病棟では無いため
通常の入院扱いで
本人もかなり辛いとの事で
再度、緩和ケア病棟がある病院を探していた。

そんな中で何度か病院へ行き
医師に状況をお話したり相談する事で
緩和ケア病棟がある大病院へ入院する事が出来た。

私は、近くに都市部で入院していた大病院と同じぐらいの
大きな規模の病院で複数の診療がある病院がある事を知らなかったが
今回の事で調べていて見つかり本当に良かったと思った。

本人と本人の身内に、この事を伝え
すぐに、この緩和ケア病棟がある病院へ転院した。

やはり緩和ケア専門病棟だと
思う事が多々あった。

まずとても静か。

病院は、入院病棟であっても
結構、音がうるさかったりする。

でも、とても静かで
お見舞いの人が来た時には
専用の部屋があり、

ベットもそのまま移動出来、
そこで話すので他に人に会ったり
話し声が聞こえる事は殆どない。

全ての病室で少し身体を起こせば
景色が良い外を眺める事が出来るようになっている。

病室も一つ一つが広く
一部屋が多くて二人までで
今回の病室も二人部屋だったが
配慮いただき一人で使わせていただく事が出来た。

身内も自由に泊る事が出来る部屋もあり、
本人と一緒に泊る事も出来るようになっていた。

入院患者と一緒に過ごせる部屋には、
ピアノがあったり、テレビがあったり、
本や金魚が泳いでいる水槽があったりと
ゆったりと時間を過ごせる環境になっていた。

本人の身内にピアノを弾ける人が居たので
本人にピアノの曲を聴かせてあげたりしていた。

何度か本人の身内と
お見舞いへ行き
穏やかな時間が過ごせたと思う。

亡くなる前の日にお見舞いに行き、
私が最後に亡くなった本人から聞いた言葉が
「死にたくない」という言葉だった。

本人は、文句は言っても泣き言は言わない人間で
その言葉は今でも耳に残っている。

その言葉を聞いた夜中に病院から連絡があり
「そろそろ、来ていただいた方が良いと思います」
と言われ、

本人の身内と一緒に、すぐに病院へ向かった。

私たちが着いた時には、もう亡くなっていた。

看護師さんのお話では、
私たちが到着する少し前に亡くなったとの事だった。

前の日に私と
ある程度、話せる状態だったので
「あと何日かは、話が出来るな」
と思っていたので正直ショックだった。

病室に入り亡くなった本人を見た時、
本人の身内は、みんな本人の周りで泣いていた。

私は
「人間は、こんな急に亡くなってしまうんだな」
と思った。

あれから数年経つが
亡くなった本人を病棟で見た時の事も

亡くなった本人が亡くなる前の日に
「死にたくない」と言った言葉も

今も忘れない。

人間は、いつかは死ぬ。

その時は、誰にも分からない。

だからこそ、今を大切に生きようと思う。

その事を亡くなった本人が
最後に私へ教えてくれた事だと今でも思っている。

だから、あなたも「今を大切に生きよう。」

人生は一度きりだから・・・。

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